こんにちは、シキロウです。今回は「さくら、もゆ。」の感想を書いていきます。
ネタバレはほぼしていませんのでお気軽に読んでください。
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【作品概要】
10年前、この世の裏側にある「夜」の世界で「夜の王」との戦いが行われた。
その戦いに参加した魔法少女達は、戦いに勝利した暁に魔法を手に入れる。しかし、それらの魔法は実現することがなく10年の時が過ぎた。

奏大雅(かなで たいが)は、かつての魔法少女達の願いをかなえるため、少女たちと関係性を深めていく
それは、幾千の夜を舞う、さくらと少女の物語―

メーカー:Favorite
ライター:漆原雪人
原画:司田カズヒロ、なつめえり、ヒラサト、ミズタマ

【全体の印象】
出会い、別れ、再会の流れが上手く描かれていました。時系列が非常に複雑で、一人称が誰なのかを把握するのかも大変でした。

漢字に漢字のルビを平気で振るテキストなので苦手な人は注意です。私は厨二病作品がとても好きなのであまり気になりませんでした。厨二病作品でもそうそう漢字のルビを振ることはないんですけどね・・・。
SD絵もほっこりしました。魔法を欲する理由や魔法の代償が重いため、SD絵があると和みます。
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本作品はボリュームがあって長い、とよく言われています。
個人的には難しい部分の話が長いものの、1√の長さ自体はそこまで長くない、という認識です。
単純な1√の長さなら銀色、遥かの方が長かった…。

ちなみにもゆ。の叡智シーンは各ヒロイン2回×4人の計8回です。00年代の非抜きゲーだと一般的な量です。
サブキャラも捨てキャラではなく、きちんと活躍していて好印象でした。
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千和→姫織→ハル→クロの順で攻略しました。ハルは千和と姫織を攻略後、クロは3人攻略した後に攻略できます。
姫織→千和→ハル→クロの順に攻略するのがベストです。

杏藤千和(CV:猫村ゆき)
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実家が喫茶店の後輩
真面目で優しく、いじられると可愛いキャラです。

個別√の内容は、千和の秘密と千和の家族の話の二部構成です。この√でした登場しないキャラもいましたが、キャラが立っていて強く印象に残りました。
エピローグで千和が親のやってきたこと、千和に対する想いを理解していて綺麗に収まっていました。
破壊力が凄まじかったです(´;ω;`)

声優の豪華さを感じる√でもありました。(小西克幸さんや杉田智和さん、まだ新規の江戸ゲに主演できるんだ・・・)

夜月姫織(CV:要しおり)
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神社の巫女さん
食べている姿が和みました。

個別√の内容は、十夜の話と姫織の話の二部構成です。
十夜とその友達との話が最後はハッピーエンドでほっこりしました。
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一人称に引っ掛かりを覚えつつ進めていた箇所もありましたが、姫織の願いを知るとスッキリしました。この√もエピローグで姫織が親の想いを知ることが出来て良かったです。

冬月十夜ちゃん可愛かったので攻略したかったです。

個別ルートの感想記事↓


柊ハル(CV:南るお)
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再び魔法少女となるため、参禅町に戻ってきたかつての魔法少女
10年前のポニテ姿、現在のストレートや和服姿も可愛くてオシャレです。

皆のために普段は元気一杯ですが、その実引っ込み思案な所や臆病な所があります。
その弱みを見せるのは主人公に対してだけなので独占欲が満たされます。

個別√の内容は、友人の智仁とハルの話の二部構成です。
愛と勇気と未来に関する話が中心になっていました。智仁が着けているヘアピンの意味を知ると、悲しい出来事であるけれども、良い話だと感じます。
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大雅に関わる話は全てクロ√に集約していると予想していただけに、ハルの抱えている秘密も大雅に直接関わることなのが予想外でした。

エピローグの内容自体は、千和や姫織と比べるとパワーが弱いものの、CGが滅茶苦茶好みでした。
寂寥感を漂わせながらもハッピーエンドという感じがしっかり出ていました。

クロ(CV:夏和小)
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「夜」の世界で生まれた猫
人見知りで運動音痴ですが、不器用ながらも主人公を支えているのが可愛すぎです。後、露出度高くてえっちだ…。

個別√の内容は、大雅とクロの過去と出自の話が中心になっていました。
今まで培ってきたクロの大雅に対する想いを知ることが出来てエモいです。
すれ違いが多かったけれども、最後は2人とも幸せになれて良かったです。

冒頭のシーンや共通√の所々の回想も綺麗に回収できていて、非常に面白かったです。



まとめ・評価
かなり良く練られたシナリオで、謎解き要素・ヒロイン・サブキャラ・背景ほぼ文句なく楽しめました。クロ√はめちゃくちゃ難解ですが、じっくり読み解いていけばほぼ内容が理解できるかと思います。

2019年のゲームの中でもトップレベルに面白く、心に残った作品でした。
ここまで読んでいただきありがとうございました。ネタバレあり版も後程投稿する予定です。
それではまた。