こんにちは、シキロウです。今回はさくら、もゆ。の千和√と姫織√の感想を書いていきます。
ネタバレしていますのでご注意下さい。
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千和ルート
簡単なキャラ紹介
千和はかつての魔法少女で、実家が喫茶店の後輩
真面目で感情豊かなのが可愛く、意地悪したくなる(๑>◡<๑)
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ピンク髪で根は優しい女の子なのでツボにハマる人も多いかと思います。
掠れた声が江戸過ぎる

千和の過去
千和のデートや告白の行き違い、主人公の学校での告白を経て付き合うことになった二人。
自分の父である杏藤一磨がナハトに殺害された後、主人公は千和の過去に触れていきます。
千和って過去の時代に生きていた人だったのか…

千和は芸術家の家系に生まれたものの、才能が無かったため屋敷に閉じ込められていました。
その家系では、寂しい気持ちを持った子供が夜の生き物に攫われ、不死の子供を食べれば不老不死になると信じ、行動していました。

子供は才能があれば家の繁栄のために使い、無ければ自分達が不老不死になるための餌にする訳です。
本当にロクデナシだな…

千和は自分を攫った二人に太陽のように明るいことを由来にソル、綺麗な瞳を持っていることを由来にナハトという名前を付けました。
千和は、生き帰らせたソルの子供の寿命が近いことを知ります。
ソルは夜の生き物に転生して以降自分の子供とは一切出会ったいませんでしたが、ここで子供と触れることで命が尽きます。

千和は自分のせいでソルが死んだと思い、ソルを甦えらせる魔法を手に入れるために夜の王との戦いに赴きました。
しかし、夜の王との戦争が終わって家に戻るとソルが居たため、魔法が使用されずに10年経ちました。

千和…過去が重すぎる…。ソルとナハトと一緒に暮らせていた時期だけがまともに幸せを感じた時期じゃないか…。
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千和の過去が一通り終わった後、千和はナハトに夜の国へと攫われていきます。

ナハト視点
ナハトは家族を持ってみたいと願うものの、前の千和が大人達に殺されたことに後悔していました。
この時点でナハトは十分に人間らしい感情を持っていると感じます。

ナハトは他の寂しがりな子供たちとは異なり、千和が自分を怯えずにいたことが父親としての感情が生まれ始めたきっかけですね。

千和を愛し始めたナハトは陰ながら千和を支えていきます。
味覚がないのに料理を作り続けたり手先が器用ではないのにぬいぐるみを作る所が健気過ぎる(´;ω;`)
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ソルが亡くなり、千和がソルを生き返らせるために夜の王との戦いに向かった後、ナハトは1人になりました。
ナハトは千和が魔法を使用しないようにシナリオを書いていきます。

それは、ソルの代役を探すことでした。
そのために、ナハトはロクデナシの一族に不老不死を与える代わりに子供を幽閉・殺害しないこと、ソルの代役を用意させる取引をします。

この代役に遠矢という男が選ばれました。この人が本編では杏藤一磨と名乗って千和の父親を代行していたんですね。
本来夜の生き物であれば千和と一緒に人の多い所へ出掛けるのはほぼ不可能です。
が、ルートの最初で出掛けても大丈夫だったのはそういうカラクリだったんですね。

正直滅茶苦茶感心しました。ルートの謎を一気に解き明かしていく感じが堪らなかったです。

夜に関する記憶を失うと千和と再会できないように改変が起きる可能性があったため、ナハトは3年間の青春を失う代わりにその代償を支払った後は千和との記憶を取り戻すという魔法をかけて主人公達の元から去ります。

悪役を演じていましたナハトですが、最初から最後までいいキャラでした。
無事に千和の卒業式の日に再開してエンディングに入ります。

エピローグ
千和と主人公が再会してから数十年後のお話
エピローグ前でナハトが死んだのかと思いきや存命でした()逆に千和が死にかけていました。

ナハトは2人を見守り続けていたのです。ナハトの千和に対する深い愛が心に刺さりました。
死にかけていた千和は、遠矢がソルの代役をしていたことに気付いていたことをナハトに伝えます。

千和は成長して以降はナハトと会話するシーンが少なかったのですが、ナハトの思いを知り感謝していて心が揺さぶられました(´;ω;`)

姫織ルート
簡単なキャラ紹介
ひよちゃんはかつての魔法少女で、神社の巫女さん
食いしん坊で幸せそうに食べてる姿が可愛い
マイペースな所も微笑ましい(๑╹ω╹๑ )
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十夜の話
十夜は表の世界で友達と突然の別れを経験し、落ち込んでいました。
そこで、主人公たちは夜の国ならその友達と会えると思い、突然の別れとなった理由を知ります。
その友達は自分の祖母を亡くなり、心が大人になっていったからだと判明しました。

更に、友達の祖母は過去には十夜の友達でもあり、祖母の人生に話がシフトしていきます。
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ここの話で遠矢が出てくるとは思いませんでした。
遠矢は自分の母親が死んだことで、早く不老不死になる必要が生じ千和√ではナハトに殺害されていた、ということになるんですね。

夜の国で眠っていたひよちゃんのを起こし、協力してもらうことで漸くひよちゃんの出番が来ました。
ここまで攻略ヒロインの影がないのも珍しいと感じます。

姫織の秘密
姫織も芸術家の家系で屋敷に閉じ込められていたかと思いきや、それは姫織の母親でした。
千和ルートを先にやっていたので、現代に生きる姫織が酷い目に遭っていないことは分かってはいましたが。

ホントにロクデナシな家系だな…。
過去には子供が桜の木の下に生き埋めにされる悲劇が起こったというのに、今度は生き埋めにした家系を服従させて自分達の子供を道具として利用するですからねぇ。

姫織の迷子体質も姫織の母親が不完全な形で甦えらせてしまった結果でした。大食い体質は不完全な状態で甦ったのが原因なんですかね。

魔法を使ってもひよちゃんを探し出すことは出来ませんでしたが、幼い頃の約束から夜月神社に行き無事再会できました。

エピローグ
ナナちゃんの正体は夜の国における思いの運び屋で、思いの集合体でした。
ナナちゃんは汽車の外から出られないというルールを破ってしまったがために消えかけてしまいます。
その際に、ナナちゃんを通じてひよちゃんが母の思いを知ることが出来て良かったです。
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と言っても、夜に関する記憶は時期に消えてしまうんですけどね…。


評価・まとめ
千和ルートと姫織ルートも共に面白かった上、互いの内容を所々補完していました。
時系列と一人称に注意しないと何が何だが分からなくなってしまいます。正直クロ√で更に難解になるとは思わなかった…。

立ち絵のないキャラに悪役を押しつけているのが個人的には気に食わないものの、設定面がかなり練られた内容だと感じます。
千和ルート以上の完成度の高い作品を探すのは新作でも旧作でも早々見つからないでしょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
ハルとクロの√も感想を後程書く予定です。
それではまた。

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