こんにちは、シキロウです。今回はFLOWERS夏篇の感想を書いていきます。
途中から軽くネタバレしているのでご注意下さい。
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【作品概要】
心に傷を持った少女、白羽蘇芳。
出逢いの季節、「春」に自分を受け入れてくれる友、そして恋人を持つことができた。
が、互いを赦しあった恋人、匂坂マユリは理由を言わぬまま学院を去ってしまう。

喪失感を悟られぬように振る舞う白羽蘇芳に、書痴仲間である八重垣えりかは心を痛めていた。
癒やす方法はないものかと考えていた折り初夏を迎えた学院に、一人の少女が転入する。

少女の名は――考崎千鳥。
最悪の邂逅を果たす八重垣えりかへと、少女は言う。「貴女は卑怯者」だと。

夏月を迎えた学院生活の中で起こる奇妙な事件。
八重垣えりかはアミティエとなる考崎千鳥とともに学院の謎に挑む――。

メーカー:Innocent Grey
ライター:志水はつみ
原画:スギナミキ

【全体の印象】
春篇では視点は蘇芳でしたが、本作ではえりか視点がメインとなります。
全体的にコミカルな雰囲気になりました。制服も夏服になり涼しそうな印象があります。えりかの口調や心情は中々良いです。

チャプターの冒頭部分と実際の内容もよく嚙み合っていて後で確認してしまう程度には良いです。

推理パートは春篇より簡単になっていて、今までの展開を丁寧に読んでいけばクリアできるレベルになっていました。でも一度でクリアはできませんでした。

千鳥→ダリアの順で攻略しました。ダリア√に入るのが割と面倒でした。
√入るまでに30分程度かかってしまいました。

【キャラ紹介】
八重垣えりか(CV:佐倉綾音)
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皮肉屋で人嫌いな車椅子の少女。

読書好きで男性的な台詞も見受けられます。むしろおっさん臭さを感じることすらあります。でも女の子らしい部分もあって可愛いです。
千鳥やバスキア教諭、蘇芳と触れることで彼女らの"女性"を感じるお年頃です。

春篇でも読書好きで蘇芳と仲が良い感じでしたが、夏篇では他のキャラとも仲が良くなっていました。

考崎千鳥(CV:洲崎綾)
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夏にやってきた歌とバレエが得意な転校生
髪の長さがマユリと似ています。趣味は自分の益にならないことしかしない、周囲との関わりを避ける、等人嫌いの気難しい女の子です。

色々なトラブルに巻き込まれることで、えりかと徐々に心が打ち解けていきます。
過去のトラウマを打ち明け、えりかにデレる姿が可愛すぎました。

ダリア・バスキア(CV:高城みつ)
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クラスの担当教員であり、シスター。
千鳥が転校してくる前はえりかの身の回りの世話全般を行っていました。

バスキア教諭の女性らしさ度々感じるえりかも思春期なのだと感じました。

白羽蘇芳(CV:名塚佳織)
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元は引きこもりの少女。
少女としての奥ゆかしさとドロドロした内面を抱えています。
夏篇では周囲と打ち解けてはいるものの、憂い顔を帯びた美人となっています。

CGだと更に美人になっていて良いですね。

【以下ネタバレ】
ここには気にあることのメモをしておきます。当然ネタバレしていますので未プレイ者はブラウザバックしましょう。

・1年生5名及び去年の3年生の失踪の件
3年生については兎も角1年生については今後尾を引きそうな気がします。
夏篇で転校した6名を補填するかのように転入生が6名やってきて草生えました。この謎は冬篇で綺麗に回収されるでしょう。

・譲葉が庇った人物
春篇で譲葉は温室で怪我をしていました。本当は事故ではなく誰かが譲葉を貶めた事件だったそうです。
ここは秋篇で明らかになる筈です。

・碧身のフックマンでバスキア教諭が庇った人物
バスキア教諭は庇う人物のために大声を上げて倒れていました。この辺の謎はどうやって回収されるのかが気になる所です。
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【評価・まとめ】
あやねる好きなら必ずやりましょう。えりかと千鳥の百合は中々甘さもあって良かったです。タイトル画面の変化も二人の世界が出来上がっていて良い気分に浸れました。
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個人的にはえりかが蘇芳を攻略する√もあれば良かったな(物語の都合上無理なのは分かってるけど…。)

秋篇では譲葉視点になるでしょうが、チビチビ進めていきます。ネリネと双子を攻略する形になりそうです。
それではまた。