こんにちは、シキロウです。今回は月姫-A piece of blue glass moon-(通称月姫R)の感想を書いていきます。途中からネタバレしているのでご注意ください。
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【作品概要】
2000年に作られた同人ゲーム月姫のリメイク版です。
元々はアルクェイド、シエル、秋葉、翡翠、琥珀の5人が攻略対象ですが、本作ではアルクェイドとシエルのみ攻略できます。

7年前の事故で直死の魔眼を獲得した主人公遠野志貴がアルクェイドという吸血鬼と協力して街に潜む吸血鬼を退治する話です。吸血鬼の退治には過去の出来事とも関わっており、その真相も徐々に明らかになっていく構成になっています。

グロCGがある関係上、Z指定となっています。グロCGは多くありませんが、苦手な人は注意しましょう。

主軸に変化はないと思われますがリメイクに伴って内容を書き直しているため、新しい登場人物が多くなっています。CV陣も今までのメディア媒体で出ていた声優ではなく一新しています。若干の寂しさを感じなくもないです。

OPムービーはFate/ZeroやFate/Stay night、空の境界のアニメ制作を行ったufotableです。アルクェイド√とシエル√で2種類あります。


メーカー:TYPE-MOON
ライター:那須きのこ
原画:武内崇

【全体の印象】
吸血鬼や魔術といった用語が飛び交う世界観が魅力的でした。用語自体はFateシリーズと同じ意味ですが、ゲームでやると用語の中身をしっかり理解できました。

今まで黒鍵との仕組みがあまり理解できずにアニメ版見ていました。やっぱり魔術用語とか理解した方が楽しめますね。

二十七祖や死徒という用語も割と好きです。キャラの強さや序列を決めるの好きな人間ですので。戦闘シーンも全体を俯瞰する構図が多くて迫力がありました。立体的なCGがあって戦況が一目で分かるのが良いです。

終盤の戦闘シーンではパワーインフレしていて演出も凄かったです。

攻略ヒロインが関わる日常シーンは楽しめましたが、それ以外のキャラが出てくる日常シーンはあまり楽しめませんでした。一部ノリの合わないキャラがいたせいかもしれません。

BADエンドの解説をしてくれる「教えてシエル先生」のコーナーは割とイケたのにノエルと阿良句先生のノリはキツかったです。

システム面は割と使いにくいです。セーブデータ数が上限あるけれども最初の時点ではいくつあるのか分かりませんでした。

攻略順はアルクェイド→シエルの固定です。ギャルゲらしさ/Zeroです。
√毎に明らかになる事実が異なる以上仕方ない部分があります。Fateやバルドスカイと同じ構成だと割り切ることにします。

【キャラ紹介】
アルクェイド・ブリュンスタッド(CV:長谷川育美)
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街に潜む吸血鬼を狩りに来た吸血鬼
天真爛漫な性格で楽しそうにはしゃぎ回る姿が見ていて楽しくて可愛い
戦闘面では何でもありでメッチャ強くて頼りになる
謎を残しつつも内容は完結しているのでバトルも世界観も最後まで楽しめました

シエル(CV:本渡楓)
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カレーが大好きで学校で人気の上級生
日常シーンでも戦闘シーンでも優しい気遣いが垣間見えてとても良い子

目茶目茶強いのに守ってあげたくなる儚さも併せてもっているのがこのキャラの魅力と言えます

戦闘シーンでは厳つい武装を用いることがあってロマンを感じました
街にやって来たキャラの掘り下げがあって世界観や物語がかなり楽しめました

その他のキャラ
遠野志貴(CV:金本涼輔)
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本作の主人公。7年前の事故をきっかけにモノの死の線を視える直死の魔眼を獲得しました。
死が視えることで精神が狂いそうになりましたが、お姉さんから魔眼殺しの眼鏡を貰うことで生活できるようになります。

体力はそれなりにありますが、7年前の事故により貧血気味なのでスタミナはありません。あくまで目だけ特殊で身体能力は人間の領域です。

事故の後は有間家に預けられていましたが、本編は有間家を出て遠野家に戻る所から始まります。7年前より以前のことはほぼ覚えていない模様。

シエル√の志貴は嫌いじゃないけどアルクェイド√の志貴は「バカ」ばっかり言っていて割とキツかったです。

遠野秋葉(CV:下地紫野)

遠野家の現在の当主で、志貴の妹です。とても厳しい教育を受けていることもあり、兄の志貴に対しても厳しいです。

シエル√では空気でしたが要所要所で志貴好き好きオーラが出て良いです。早く攻略したい。

翡翠(CV:市ノ瀬加那)

志貴の専属使用人です。無口で感情を表に出しません。早く表に出した表情が見たいものです。
パワーインフレした世界に付いていけるのかが不安ですね。

琥珀(CV:桑原由気)

秋葉の秘書であり翡翠の姉です。外科の能力もあり、薬を沢山持っています。多分の普通の人間なので、この子もパワーインフレした世界に付いていけるのかが不安ですね。

弓塚さつき(CV:田中美海)

志貴の学校に通うクラスメイトで、クラスでもそこそこ人気の女の子です。中学も志貴と同じ学校に通っています。

恥ずかしがっている姿が可愛い。年相応の引っ込み思案や健気さが良いものです。リメイク前では攻略できないのが信じられないです。

【以下ネタバレ】
ここでは気になる部分だけを取り上げておきます。次作に明かされそうな伏線についての言及がメインです。

・阿良句博士
度々遠野家に訪れる医者。
人間を吸血鬼化する原理血戒を所持している、ロアが博士の存在を知っている等正体はいかにも吸血鬼と言わんばかりの人です。

きっと秋葉√で戦うことになりそうだな……。どうやって勝つんだろうか。

・遠野シキ
ロアの転生となった遠野家の長男。7年前の事故で志貴の命を奪いましたが、その罰で父の槙久に処分されてしまいました。生命力を奪う異能を持っています。

自分に代わって遠野家の長男になっている志貴を憎んでいます。シエル√ではアルクェイドに瞬殺されてました。悲しい。

・ミハイル・ロア・バルダムヨォン
永遠という命題を求めて吸血鬼となった魔術師兼神学者。
総耶で起きている事件やアルクェイドやシエルが困っているのも大体こいつのせいです。

16回アルクェイドに殺されることで人を活かしている線が視えるようになりました。
アルクェイド√では弱っているアルクェイドを倒していました。

シエルTrueではカーナビとして志貴をアシストしていて完全には嫌いになれませんでした。

・クラーケ・メタスタシス
夜の学校(アルクェイド√)や夜の総耶(シエル√)に潜んでいたキメラ。
作成者は不明なので今後明らかになると思われます。消去法だと阿良句博士になりますが、本当に誰が何の目的で作ったんでしょうね。

・斎木業人
遠野家に時折訪れるグルグル巻き包帯の人。志貴に無駄に嫌味を言ってきます。
遠野家には槙久の書斎に行って検閲を行っています。かつては翡翠と会話していたようですが、今は秋葉や琥珀と話します。

彼も異能持ちなのは明らかなので何れ戦うことになるでしょう。みおとは苗字が同じですが実態は不明です。

・マーリオゥ・ジャッロ・ベスティーノ
聖堂教会から日本に赴任してきた若き司祭代行。口は悪いが義理堅い側面を持ちます。

聖堂教会の重鎮であるラウレンティス枢機卿の息子(対外的には孫)でありアルクェイド・ブリュンスタッドとは顔なじみという謎の経歴を持ちます。

シエル√でアルクェイドを始末しようと代行者を沢山呼びましたが返り討ちにされてしまいました。それでもマーリオゥだけが生き残ったのは少々謎です。

・ノエル
25歳(サバ読み)で学校にやってきたエセ教師。実態はシエルとコンビを組んで志貴を監視しに来た代行者でした。

シエル√では吸血鬼化しましたが、今後の√ではどうなるか分かりません。吸血鬼化しないと、どの√でも空気になりそうです。

・ヴローヴ・アルハンゲリ
復讐と治癒のために総耶にやってきた吸血鬼。炎と氷の能力で派手に戦う訳ですが当初は犬の使い魔を使役していました。

シエルがロアの関係者と知った途端、シエルに「死ね」とか言ってたので復讐の相手はロアとロアに関係のある人物達でしょう。

・琥珀
アルクェイド√では3日目と眩病月エンドで翡翠になりすましていました。遠野家の実の子供ではない志貴をどう思っているのか気になります。

・弓塚さつき
アルクェイド√ではフェードアウトしている一方で、シエル√では11日目で再登場していました。この差はさっちんの行動によるものなのか、他に原因があるのか気になります。

・廃病院
2年前では行方不明者が多数発生していた元吸血鬼のねぐら。志貴はアルクェイド√では近寄ることすら嫌がっており、シエル√では1-3階まで探索していました。

地下には誰も行かないように魔術的な暗示がされているようです。志貴の過去とも関連がありそうです。

・黒豹
アルクェイド√や道中のBADエンド(志貴が衝動に負けてアルクェイドを解体するBAD)で出てきた謎の生き物。野生の豹ではないでしょう。志貴に味方している辺り、志貴の関係者なのは間違いなさそうです。

【評価・まとめ】
戦闘シーンや世界観がとても好きでした。アルクェイド√のヴローヴ戦もシエル√のヴローヴ戦どちらも好きです。同じ相手なのに異なる攻略方法や倒し方を見せるのは流石です。

極寒の世界で一人戦うシエルがカッコ良いと同時に駆けつけたくなる儚さを持っていました。

シエルTrueはパワーインフレしまくっていて割と困惑しましたがカルヴァリアの星は凄くカッコ良かったです。どうやらカルヴァリアの星はセイバーのエクスカリバーと同じ規模・火力らしい。

ぶっちゃけノエルと阿良句先生のコミカルな部分は見ていてキツいと感じる部分がありました。なければもっと楽しめてたと感じます。

早く続編作ってくれ。また10年近く待つのは勘弁ですよ。早く秋葉やさっちんとイチャイチャしたいぜ。

それではまた。