こんにちは、シキロウです。今回は、戯画のBALDR FORCE EXE(通称バルフォ)の感想を書いていきます。途中からネタバレしているのでご注意ください。
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【作品概要】
脳内に移植されたチップを基に誰もがネットにアクセスと仮想世界に行くことができる世界。
そんな世界で主人公の相馬透(そうま とおる)は、親友の優哉や幼馴染の月菜達とハッカー集団草原の狼(ステッペンウルフ)として活動しています。

だがステッペンウルフは解散することになり、最後のハッキングとして軍に侵入するが、ハッキング中にテロ組織が奇襲を仕掛けてきた。

軍とテロ組織の戦闘に巻き込まれ、親友である野々村優哉を死なせてしまった主人公は仇をとると復讐を誓う……。

このゲームでは、通常のADVパートだけでなくシュミクラムという仮想世界の戦闘ツールを自分で操作して敵を倒すアクションパートがあります。詳細は後述します。

アクションパートのオマケ要素としてバルド地獄とサバイバルモードがあります。

メーカー:戯画
ライター:卑影ムラサキ
原画:菊池政治

【用語】
・シュミクラム
ネットの仮想世界で戦うための電子体。ロボットのような姿をしています。
一定以上のダメージを受けて破壊されると強制的に人間の姿になるか死亡します。

・国連軍治安維持局 (FLAK)
ネット世界の軍隊で、ハッカーやテロリストを取り締まる公式の組織です。

・飛刀(フェタオ)
ネット世界への接続と没入で必要な脳内チップに反感を抱くテロリスト「反チップ主義者同盟」の大きな勢力の一つです。
主人公達はこの組織と幾度となく戦うことになります。リーダーはクーウォンです。

・V.S.S.(バーチャル・スフィア・セキュリティ)
ネット世界の民間警備会社で、多数のシュミクラムを所持しています。
警備専門なので戦うことは少ないですが、軍と協力してテロリスト集団と戦うこともあります。社長は橘玲佳です。

【全体の印象】
2002年のゲームということもあって、システム面がかなり不便です。

かなりウインドウが小さめ(650×450位)なのでバトルがやりづらいですし、バックログもマウスホールで見ることもできませんでした。

別の√で同じ文章を見ることがあっても既読スキップできないのも少々面倒でした。

シナリオ面は基本的にはネット軍隊のFLAKに所属する訳ですが、警備会社VSSやテロリストフェタオに所属することもあります。

所属する組織によって見えてくるそれぞれの組織の実態を知ることができたり陰謀や真実に近づいていくのが面白かったです。

それぞれ独立し無関係と思われた人物やエピソードが過去の出来事に結びついた時がとても面白かったです。構成が良くできていると感じました。

バトルの勝敗によって特定のヒロインの√に入れたり、突入するエンディングが異なるシステムも楽しいです。詰み防止の措置もあるので一安心です。

バトル面は以前プレイしていたバルドスカイやバルドハートとほぼ同じですが、所々異なっています。武装配置は上からノーマルダッシュ技、サーチダッシュ技、遠距離技、近接技の順になっています。
Force2021122506-min
画像のような配置で近接コンボをする場合、Aボタンを連打するとジャンピングニー→ガトリングロッド→ブーストアッパー→ブーストキックの順に技が出ます。

ノーマルダッシュ技に何を配置するのかが戦闘面で特に重要です。
ノーマルダッシュ技はバルドスカイやハートと異なり、移動キーを2回押さないと技が出ないので仕様に気付くまで苦労しました。

武装開発は技の使用回数によって新武装の開発ができるようになります。1回の戦闘だと1つ武装しか開発できないのも割と不便です。

使用回数が少なくても簡単にレベル1から2に上がってしまうので、近接技の使用回数は十分にあると勘違いしてしまいました。これに気付くのが大分遅れたので終盤まで近接技の開発が進まない状態になってしまいました。

ヒートゲージのがある仕様はスカイやハートと同じで一定以上超えると技が出せなくなったしまいます。必殺技であるフォースクラッシュもスカイやハートと同じですが1つしか配置できません。

ダッシュ自体はできますが、ブースターがないため2回連続でダッシュできないのも辛い所です。ミニマップがないのがとても不便です。画面外で敵が何しているのかか分かりませんでした。

攻略順はみのり→彩音→月菜→リャン→バチェラ→憐の順に攻略しました。みのりと彩音を攻略した後で月菜とリャンが攻略可能になります。

4人攻略後にバチェラ、最後に憐が攻略できるシステムになっています。この攻略順がベストです。

【キャラ紹介】
瀬川みのり(CV:武下真奈美)
Force2021122504-min
ネットの軍隊で兵士のサポートを務める女性
立派な大人でサポートをしてくれるし健気で可愛かった(そしてチョロイン)
世界観や雰囲気は把握できたので真相や謎は他のルートで解明を期待してる

紫藤彩音(CV:坂本翔子)
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いつも無口で表情の変化に乏しい同僚の軍人さん
打ち解けてくれたときの柔らかい表情や照れた表情がすこれる

彩音の過去や敵討ちの相手を知ることができて面白かった
バトルパートでは無駄に突撃して力尽きるので無駄にリトライする羽目になった……たはは

因みに声は青山ゆかりさんみたいな声をしています。

笹桐月菜(CV:芹園みや)
Force2022010202-min
主人公の幼馴染
がさつそうな雰囲気があるけれども安定の世話焼き体質
この√では軍隊ではなく他の組織に所属するので面白かった

どのエンドも幸が薄くて悲しかった
この世界は幼馴染に厳しい;;

リャン(CV:桜木あおい)
Force2022010301-min
テロリストの下で育てられたチャイナ戦士
とても気が強いけれど見た目はれっきとした女の子です。

徐々に女の子らしくなっていって可愛かったです。
この√ではテロリスト集団に所属して陰謀を探っていくので新しい発見があって面白かったです。

因みに声は後藤邑子さんみたいな声をしています。この頃は「きゃあ」の叫び声がやや棒読みな感じがあります。

バチェラ(CV:鮎川守)
Force2022010803-min
名前以外正体不明の天才ハッカー
最初は子供みたいな振る舞いと容姿だけど徐々に”女”になっていくのが少しえっちだった
このルートのバッドエンドはとても辛い……この世界は口リにとても厳しい;;
Force2022010804-min


水坂憐(CV:まきいづみ)
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ネットの世界で電子幽霊と呼ばれている少女

親しみやすい笑顔でとても素直で良い子です
この√では今までの陰謀の全容や主人公の過去が判明して面白かったです。

ラスボスを倒すのが大変で何度もリトライしました……オニイチャン、キテ!

その他のキャラ
相馬透(CV:なし)

本作の主人公。
基本的に軍に所属しますが、√によっては民間警備会社やテロリスト集団に所属することもあります。

全年齢版では石田彰のボイスが付きます。出来ればボイス付きでやりたかった……。

野々村優哉(CV:山口一樹)
透の親友で草原の狼のリーダー。
草原の狼の最後のハッキングで軍とテロ組織の争いに巻き込まれ死ぬことになり、透は復讐を誓います。

二階堂あきら(CV:神無月あきら)
ステッペンウルフの元メンバーです。軍へのハッキングで逮捕される時に別れますが、√によっては再会します。

八木澤宗次(CV:佐倉徹)
主人公が逮捕されて取り調べをしている最中に軍へのスカウトをしてきたおじさん。
主人公が軍隊に入って所属した時の小隊長。過去は腕利きのシュミクラム乗りだったようです。

ゲンハ(CV:鳥山朋一)
飛刀のナンバー2でシュミクラムの腕は超一流で戦闘、殺戮、破壊、拷問、強姦を楽しむ狂人です。
仲間のリャンに対しては微妙に優しい。

Hシーンの大半は彼による〇辱シーンになっています。割と許せん。

クーウォン(CV:リッキーカ)
テロリスト集団フェタオのリーダーです。聡明で武術に長けています。意外と重要人物です。

橘玲佳(CV:阿藤魁弥)
ネット世界の民間警備会社で社長兼CEOです。今作の重要人物です。

【以下ネタバレ】
みのり√
復讐を誓って軍に入るわけですが、この√では現在置かれている状況の説明がメインの話です。みのりは軍のサポート特化に所属しているため、シュミクラムに乗ることはありません。

今度は同僚の紹介ですがデフォの立ち絵でブラ丸見えなんてキャラ初めて見ました。みのりのサポートという立場を利用して軍の出撃記録を探ろうとしていました。

結局みのりと一緒にいる内に軍への復讐心が薄れつつありました。ここはワケアリの集まりの軍隊だってことでみのりにもワケがあります。

それは教師になろうとしていてその研修中にミスを犯して生徒達をほぼ全滅させてしまったとのことでした。

フェタオ急襲の時にみのりがコンソールに脳死体が並んでいる映像で吐き気レベルの嫌悪を覚えたのは過去の学校での事件を思い出させたからでしょうね。

ミスっていっても先生が先にダイブして案内しなきゃいけないとこを生徒が先に入ってしまってその時運悪く外部の誰かがウイルスを学校にバラまいていたので生徒がそれに対応できず死亡って話でした。

その後思い切ってみのりは軍に入る訳です。みのりは意外と行動力があります。

その後フェタオのアジト所在地が判明してゲンハを撃破、ボスのクーウォンを撃破しようとします。クーウォンの誘いに乗ってフェタオに入れば終幕END、乗らずにクーウォンを撃破すればみのりENDです。

あきらがフェタオに入っているのは意外でした。3人共異なる進退になりましたね。どうしてそのような状況になったのかは今後知ることになるでしょう。

彩音√
休日にすることないので彩音を探る→ワーニング→なんだかんだ二人でダイブします。タイミング良過ぎです。

透と彩音は営倉入りになるが、徐々に彩音が心を開き始めて復讐の相手がいることを知ります。普段口数が少ないキャラが心を開いていくのはどの時代の作品でも好きですね。そして彩音の復讐相手はゲンハだと判明します。

スパイがいるんじゃね?という警告のため長官付きで集会が行われます。みのり√だと警告で終わっていますが、彩音√では更に踏み込んできますね。

長官は彩音に「あの日、情報室で何をしていた」と疑いをかけます。透が「逢い引きしてました」とかばい食堂内大爆笑、続いてみのりもそのウソに乗りさらに隊長までもが口裏を合わせ分が悪くなった長官が「禁則処分一ヶ月」処分を下してと退きます。

その夜、なかなか寝付けない透がふらりと散歩すると彩音の姿を見つけます。情報室にいってみると彩音がまたピコピコやってます。

状況を要約しますと
・彩音は一方的に相手側に情報を送ってるだけなので厳密にいうとスパイではない
・なんでそんなことしてるかというと情報をエサにゲンハをおびき出すため
・ゲンハに殺された弟の仇をうつために血眼になってゲンハを追っていた
・軍に入ったのもそのためだが受け身ではなかなか遭遇できないためこちらから色々とアプローチ(情報漏洩)
・しかし透が最近優しくしまくるために裏切ってる感が強くなって段々耐えられなくなってきていた

情報漏洩者が庇った彩音だったので悩んだ末、協力する道を選びます。
お得意の操作で軍が罠として張っていたブラックアイスを突破です。
「そのまま情報送ってたらダーマが焼き焦げてたし警報も鳴ってバレてたぞ!」ですって、かっこいいです。そして彩音はデレる。可愛い。

ここでみのり√にてコア襲撃までほとんど管制室が気づかず、情報室に取り残されたのは彩音が弱点を敵に教えていたせいだということに気づきます。彩音が戦闘狂だったのは「自分でまいたタネをせめてもの罪滅ぼしとして自分で摘んでいた」ということですね。

ゲンハを撃破した後は透の復讐相手を一緒に探し出します。その途中で彩音とクーウォンを撃破する戦闘で何度もリトライする羽目になったのが面倒でした。彩音ちゃん無駄に突っ込んで体力ゲージ消耗し過ぎだよ……。

フェタオが壊滅して平和状態になった後復讐相手が判明します。
可変型シュミクラムの概念があまり良く分かっていなかったので優哉を殺した相手が彩音だと思いませんでした。あんなにシュミクラムの姿が変わるのかよ……。

因果応報END
クーウォンを殺し、彩音と戦う選択をするとこのエンディングに行きます。
彩音とも戦いますが勝敗に関係なく彩音は死亡します。

私闘であるうえに同僚殺し、重罪すぎて軍にいられなくなり戦う職業を転々とする生活を送ります。更に月菜にも見放されます。

そしてステッペンウルフのチャットルームに少年が侵入してきて透を殺害します。う~ん後味悪いです。

帰還END
クーウォンを殺さず、彩音と戦う選択するとこのエンディングに行きます。
戦いの後、疲労困憊の二人にゲンハが登場します。

首輪を使いシュミクラム変身及び離脱妨害、再び彩音を犯そうとします。
でも殺されかけて以来tnkが勃たなくなったため「バイブ使用して見せつけろ」と命令します。

倒すとしても武器……ってことで優哉の形見のナイフ大活躍です。ギリギリでゲンハがかわし急所を外して透に襲い掛かりますが彩音がかばいます。庇っているスキにナイフでやつのtnkを一刀両断でゲンハは退場です。

目覚めるとそこは病院、しかし彩音は死んだことを告げられる……。想い出深い場所にはいられないとすぐ除隊、彩音の墓を建てその近くの小屋でひっそりと隠者暮らしする中、隊長が来訪します。

「ゲンハが生きててそのせいで欠員、代わりにもどってきてくれ」とのことで透は軍に帰還します。
この時彩音が最初にゲンハに襲われた時に助けたのは八木澤隊長だったらしいです。

彩音END
病院から目覚めると彩音がいない・・・けど死んだんじゃなくて一日早く退院 辞表出したようです。
自由の利かない体を操ってなんとか彩音の部屋へ、もぬけの殻なんですが後ろから声をかけてきたのが彩音です。

結局踏みとどまって和解、キスしようとしてワーニング!で終わります。 

月菜√
2人を攻略すると選択肢が追加されます。チャットルームへ潜ってみるで憐に遭遇+月菜の誘いに乗ってVSSに入社すると月菜√です。根本からして立場が変わるため展開もガラっと変わりました。

実戦開始、サポートは軍のように人間ではなくAIがします。みのりの声が恋しい……。
メンテ中を狙ってくるハッカーを撃退、最後の一人を月菜が躊躇し透がフォローです。透イケメンです。

回想では月菜と初めて会った時や月菜の父親のことが出てきます。透は月菜の父親が施設から引き取った子供であることが判明します。

あまり裕福とは言えない家庭なのに透を引き取っているので透自身に秘密があるのは明らかですね。

月菜の親父さんはいい人だったけどダイブさえさせてもらえず「ハッカーにはなるな」と念押しです。
交通事故というネットもハックも全く関係ないとこで死に、月菜は一晩中泣いたようです。

月菜自体も本当にいい娘で自閉症気味だった透を懸命に支えてるシーンでした。不審に思った透は月菜が特別訓練を受けているという医務室に行きます。

月菜の喘ぎ声みたいなのが聞こえる部屋まできていざ入ろうとして社長に見つかります。入ろうとしますが社長に説得されてすごすごと引き下がります。

翌日の夜、えっちしようと胸をさわろうとしたらものすごい拒絶、そのまま気まずいままで就寝です。悲しいなぁ。

軍の要請で、VSSもダイブした際に仇のシュミクラムと遭遇します。
そのシュミクラムにサイトをつけてしまますが命令違反としてAIが体をロックし、その間に二体のシュミクラムは解散、透は強制離脱させられます。

解雇かと思いきや社長はペットになれと要求します。年増が無茶するなと言いたくなります。いずれにせよ社長は復讐の機会を与えてくれました。

透と月菜で彩音を倒す・・・が彼女も復讐しなきゃいけないことを知り、負の連鎖を思い知らされます。彩音を撃つことを辞めようとしますが、社長の暗示で撃ちそうになります。憐の登場で結局正気に戻って踏み留まります。

強制離脱した後は社長から真相を語られます。

・最先端企業と協力して一歩進んだ脳内チップをつくっていた
・一歩進んだというのは回線経由で『洗脳』ができる代物
・社員が能面状態だったのはすでにそのテストとして運用されていたため
・透や月菜の洗脳に時間がかかったのはこれではなく前世代のチップだったため
・クーウォンが言っていたブラックボックスとはこれのことだった

月菜は地下室で拘束電極で「訓練」をしていました。絶頂中だと刷り込みやすいとかなんとかで・・・そこでシュミクラムの知識、経験を無理やりぶっこんだらしいです。

さらには感情もコントロールできるとかいって無理やり発情させる→スタッフいるのにえっち強要という流れになります。辛い;;

AIの声で洗脳完了と告げられます。

透の洗脳を解くのはまさかのクーウォンです。しかもクーウォンは過去に透に会ったことがあるのは驚きです。
洗脳が解けた後はあきらやバチェラと協力してVSSをハッキングします。

天獄END
社長の誘いに乗り、彩音を撃つとこのエンディングに行きます。
透も月菜も完全に洗脳されるエンディングです。月菜は仮想世界でコンボしながら排熱しリアルでSEXしながら排便する女の子となりました。

玲佳様呼びも辛い;;

蘇生END
彩音を撃たずに社長の誘いに乗るor月菜と仮想世界でSEXするとこのエンディングに行きます。月菜と仮想世界で延々とSEXしそうになりますが、彩音の銃弾で透は目を覚まします。

そして月菜とバトルが始まります。炸裂弾やブーストキックといった仰け反り武装がないと苦戦しました。バトルに勝つとウイルスをばら撒き、社長とAIはそのまま死にます。

VSSの構造体から脱出が出来なくてクーウォン製のウイルスをモロに食らった透はリアルで五感が消失し仮想世界でしか生きていけなくなりました。
辛い;;

月菜END
社長の誘いを乗らず、彩音を撃たず、月菜とSEXしないとこのエンディングに行きます。途中までは蘇生ENDと同じですが、透は軍の協力を得て無事に脱出が成功します。

でも月菜は後遺症でネットにアクセス出来なくなりました。グッドENDなのに辛い;;
Force2022010208-min

リャン√
途中までは軍に所属する訳ですが、テロリストになったあきらを庇って彩音を制止するとこの√に行きます。私闘により仲間を負傷させたとして透は独房へ、彩音はそのまま病院です。

長官にスパイ疑惑をかけられつつみのりが盗聴器つけた状態で面会です。
観念して耳打ちでみのりに事情をうちあけたそのとき生物学的警報<バイオハザート>を示すアラームが!!

みのりが立ち去った後で無菌服を着た二人組(リャンとあきら)が透をフェタオのアジトに連れて行きます。スラムのさらに奥、軍が放置した核シェルター「レベル7」が隠れ家となります。

飛刀のアジトっていっても貧民街のようなもので非戦闘員もいっぱいいます。
クーウォンに脳「内チップは洗脳の道具として使われてる」と真実を話され、とりあえず匿ってもらう形になります。とてもクーウォンいい人ですね。

シンパの情報を元にセキュリティの穴を突きIVSの構造体へ侵入です。もう既に3回もみてる犯行声明のシーンをこっち視点でみることになります。既読スキップさせて欲しいです。

無事に社員をとっつかまえて真実を言わせせようとしますが、急に白目むいて即死します。これが脳内チップ経由でのAIにおける口封じのせいだとすぐにわかります。

そしてIVSのデータベースから当時の洗脳計画の資料が出てきます。まさかみのりが出てくるとは思いませんでした。
Force2022010302-min
「洗脳チップの初期不具合により死んだのを『ウイルスによって死んだ』と隠蔽された」といことです。

少し分かりにくいですが、彩音がIVSで働いていた頃には洗脳チップの開発をしていたようですね。
だからこそフェタオはIVSを襲撃して彩音が監禁されたり彩音の弟が戦死する悲劇が起きてしまった訳です。

みのりにメールと例のデータを送りつけてなつかしきあのチャットルームで密会です。みのりからもらった情報を基に救出計画を実行です。

無事脱出できるかと思いきやあきらがドジってウイルスに蝕まれます。そこらの携帯端末と公衆端末をハックして素早く透がかけつけます。社長はあきらの更生チップを利用して洗脳しようとします。

透に銃口を向けますがギリギリで踏みとどまったあきらは「ざまぁみろくそばばぁ・・・!!」と自分を撃ちます。

そんなあきらを抱きかかえログアウト可能エリアまで突っ走ると今度は軍そのものが・・・以前いた小隊達です。

逃げ切れないと死を覚悟しますが、その後ろからゲンハ隊が「ヒャッハー!!」してきて無事脱出します。
ここでカイラと洋介は戦死です。悲しいけどこれが戦争です。

リャンと添い寝している時にゲンハとリャンと透は元々同じ施設にいて実験を受けていた可能性が浮上します。透が正気も戻るのもリャンが記憶を時々発作で失うのも施設で実験を受けた影響でしょう。
Force2022010304-min

アジトが壊滅する前に透はクーウォンからリャンと一緒に物資を持って脱出するように命じられます。

大陸列車の仮想空間でイチャイチャしていたらまさかのバチェラさん登場です。オイルボトルのコードを書き換え目と口を再現してきました。バチェラも何でもアリです。

急用ということでムービーをみせられます。内容は社長とゲンハの密会ってやつですね。透は単身で戻ろうとしましたがリャンも付いていきます。

無事スラムに戻ったが軍やらVSSやらで荒れ模様です。アジトまで行けないので離れた公園の公衆端末からダイブしてゲンハ一派をぶちのめします。

公園でスラムの自爆を見守りながらリャンと抱き合います・・・が、銃を片手に八木澤隊長登場です。
しかも隊長はクーウォンや月菜パパとも知り合いであることが判明します。

月菜パパが透を引き取った経緯にも隊長が関係してそうです。

忘却END
隊長との一騎打ちに負けると透は3年間の刑務所行きになります。

浦島様変わりした下町で偶然VSSの制服を着たリャン登場ですがリャンは記憶を失っています。

言っていた記憶障害のことを思い出し抱きついて思い出させようとしますが、更生チップの電撃が脳を痛めつけます。

橘社長にうながされ電車にかけよるリャン・・・脳を焼かれながらも必死に名前を呼び追いすがる透と何もかも失った終わり方でした。

リャンEND
隊長との一騎打ちに勝って無事逃亡します。

逃亡先でリャンは発作に襲われますが無事に乗り越えることができました。それにしても発作中にSEXするのは流石に困惑します。リャン以外は失った感じのある終わり方でした。

バチェラ√
軍に所属するところまでは今までと同じですが、洋介、隊長との模擬戦に勝つとログアウト直前にバチェラが介入してきます。ここの戦闘でバチェラに勝てばバチェラ√に入れます。

情報室でハックしようとしたらバチェラの名前だらけというシュールな光景を目にして不覚にも笑いました。今まで同じ文章な上に既読スキップできなかったからまた退屈な作業をさせられるかと思っていました。

フェタオが今までと同じく軍に侵入しますがバチェラがセキュリティ奪取して攻性防壁を復活させテロリスト撃退です。バチェラ様様です。

安心したと思ったら携帯が鳴り緊急招集、バチェラが軍に乗り込んできました。一般的には軍にハッキングするのは無謀なことなんですが……。ウイルスを操作したりみのりボイスを偽装したりとやりたい放題です。

隊長がこっそり仕掛けておいたトレーサーでバチェラのリアル所在地を探し出すことに。AAAだけあってものすごい性能でプロキシからダイブポイント割り出しちゃいます。

ダイブポイントはスラム街です。案外フェタオのアジトとも近そうです。

休日にバチェラのアジトに遊びにいき部屋に入りますが・・・そこで怪しい物音!銃を片手に様子を覗くと・・・逆さづりになった彩音とみのりの姿が!えっちだ……。その後3人と海で遊ぶのも乙ですね。

けれども平和な日々が続く訳もなく……ゲンハが血眼になって卑語連発しながらバチェラのアジトを探ってました。

ここで救出することになるわけですが透が頼るのは月菜でした。軍に知られるのはマズいのでみのりや彩音が出てこないのは仕方ないですね。

それまでは抱き合ったりバチェラが実名が朝倉ひかるであることを告げます。朝倉ひかるも戸籍を改竄したものなので生まれたときの名前ではないです。

月菜のドライブでゲンハを轢きつつステッペンウルフのアジトに戻ります。

基地に戻りクーウォンの犯行声明後、ダイブです。彩音やみのりだけでなく同僚にも話が広まっていたようでダイブ前にロリコンとかロリペドって言われているのは笑います。

IVSからウイルスを追い払ったついでに立ち入り禁止区域に侵入します。みのり√から出ていた部屋の中が漸く分かります。中には考える人の形をしたAIです。

AIが自壊するとIVSの従業員は皆死んでバチェラは錯乱します。透は只事ではないと思いステッペンウルフのアジトへ向かいバチェラの元へ。

ここまではよかったけど何があったか聞こうとしたその時、洗脳状態の月菜です。更にVSSの社員がずらり、バチェラは透が裏切ったと思って大泣きで逃げていきます。

透も連行されますがここで飛刀が襲撃、クーウォンが話しかけてきます。が、それを振り切ったところで月菜にスタンガンおしつけられて気絶です。

気が付くとVSSの地下室に監禁です。直後にバチェラが洗脳システムに気づきAIをフリーズさせてきます。間一髪リンクを切り離すのに間に合って生き延びた社長でしたが、クーウォンに射殺されます。

バチェラが佇むロックの手前、またも勝手に過去の記憶がよみがえってきます。
・結果が出せないことに焦って今週中に没入試験を開始
・リャンとバチェラと透とクーウォンらしき人たちとの会話シーン
・でもだれか一人足りない気がする、その一人がだれか思い出せない・・

バチェラとのラストバトルですがその前に事件の真相が判明します。
・ある日ドジって軍につかまりそうなところをバチェラが助けようとするがそこで事件発生です。
・黒い球体が通過、通ったあとはみなDOS攻撃にあったかのような被害が出たという内容です。
・逃げ延びたバチェラはその日以来ずっと情報を探し続け、そんな中VSSのデーターベースでヒントを入手。
・黒い球体を解放して自分ごと汚い世界を壊す。

ひかるEND
バチェラに勝つとこのエンディングに行きます。

お得意の離脱妨害首輪つけてバチェラに無理矢理ご奉仕させます。透も無理矢理参加させられて可哀想。アソコを貫かれる直前、必死にバチェラが手元で操作してることに気づき、一瞬の間でついにロック解除です。

電子幽霊の少女の助けや洋介たちの助けもあり全員無事に逃げ切れました。トレーサーでバチェラの所在を見つけても一度バチェラと離れ離れになりますが、数年後にバチェラが軍に入って再会できました。

終わり方は綺麗ですが、ゲンハにやられるのは勘弁です。VSSからダイブすればゲンハにやられるのは回避できるようです。

バチェラEND
VSSからダイブしてバチェラに負けるとこのエンディングに行きます。

バチェラが黒い球体のロックを開放してゲンハを倒し、軍の構造体から逃げ出そうとしますが、バチェラは逃げ切れませんでした。カイラや洋介がこないため最終ロック時点で助からない展開だと思われます。

W&D社のパトロールをしていたらステッペンウルフではなくバチェラのサインが……。
バチェラが生きているという希望を得るという終わり方でした。

憎悪END
軍からダイブしてバチェラに負けるとこのエンディングに行きます。

クーウォンが来て説得、一緒に離脱してこれからのことを話そう・・・ってなりますがゲンハが全て台無しにします。クーウォンの護衛を始末した後でクーウォンのニューロジャックを引っこ抜きます。

続いてバチェラの処女を貫通です。リアルボディに一定以上の衝撃が加わると電子体にも感覚が共有されます。キツイ(´;ω;`)逆探知でバチェラの所在を探し出しましたが、バチェラは既に死体となっていました。

一番辛いエンディングでした。

憐√
5人を攻略すると新しく選択肢が追加されます。
ここで漸く電子幽霊の名前が水坂憐であることを知ります。OPムービーで名前が出てることは言ってはいけない。

しかも憐ちゃんにお兄ちゃん呼びして貰えた癖に、憐が凄腕のハッカーだと知った透は軍の情報室をハックしようとします。

月菜からもらったアクセスキーを使おうと再度情報室にきますが、憐の登場でレベル3のアクセスもできました。

みのりと彩音の過去は今までの√で知っていましたが、ここではカイラと洋介の過去も知ることができます。

カイラはハッキング犯と恋仲になり軍を脱走した後、男をかばって1年刑務所行きになります。(その男は後に行方不明のままです。)それから半年くらい無職でいたところで一般市民を犯罪から助けだして恩赦をもらったそうです。

洋介はハッキングしすぎて目つけられてるところに犯罪組織の愛人に手をだして当時のチームが全滅し独りになったら軍に志願という過去です。というか洋介の両親は軍の将校だったのか……信じられないものがあります。

離脱した直後の洋介の声、小隊のお仲間に見つかり隊長に報告されるかと思いきや、普通に皆と食事でした。流石に営倉行きかと思って焦ってしまいました。

今までと違い模擬戦闘の相手は洋介ではなくカイラです。どっちが相手だろうと雑魚です。ここでバチェラが割り込んできてさらに模擬戦闘ですが、バチェラ√と会話に変化があります。

バチェラは透を四六時中監視してるので憐と関わっていることがバレます。

チャットルームで憐のことを聞き出そうとしている間にバチェラは侵入してきてきました。普通の戦闘で終わるかと思ったらウイルスだらけの戦闘も発生します。

またリトライか……と思ったら負けても普通に進みました。バチェラが憐から話が聞きたいと近づくと恐怖のあまり目から焦点が消えると同時に黒い球体が出現です。

バチェラがとにかく逃げろといいつつ砲撃開始です。当然通用するわけなく悲鳴をあげて電子体に逆戻りでバチェラは気絶します。黒い球体は憐により消えていき、バチェラはみのりの協力でリアルの身柄を確保します。

球体のコードネームがリバイアサンとなり、軍はVSSとの共同作戦で捕獲をすることになります。月菜に誘われVSSの移動式コンソールまで行って社長に協力という名の洗脳を受けます。

第一小隊でダイブするもののの透以外退避命令、怪しみながらも他の隊員達は命令に従います。透がピンチになると憐がくるんじゃね?ってことで透を電子体にして月菜が襲うフリをします。

誘われたように憐がでてきて対策されたネットで捕獲、奥につれてかれます。そしてVSSの妨害をするフェタオが登場です。茫然とする透にクーウォンが回線をつなぎ

「……この先、そんな状態が何度も君を襲うかもしれない……その時には思いだすがいい……君を狂わせる事は何者にもできない……君自身がそう望まない限りはかならず元に戻ってこられる……」

そう、俺はこの言葉をどこかで聞いたことがある…あの時…

──反転──<フリップフロップ>

「さぁ、戦いたまえ……君にはその力がある!」

この流れが熱くて好きです。これだからバルドは辞められない。用済みになった透を始末しようとVSSシュムクラムが襲撃です。

洋介、カイラ、彩音と助けにきてくれて一緒に戦ってくれます。熱すぎる!

VSSシュミクラムをしばいた後は月菜とタイマンですが途中でリバイアサンが降臨です。
そして仲間達は全滅です。辛い;;
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バチェラを探し出した後で隊長はメモを押し付けます。メモを下に行き着く先はリャン√でお世話になったアジトのレベル7でした。今までの√の総決算の雰囲気が出てきています。

リャンはリバイアサンとの接触によりバグってパッチを当てないと行けない状態になっていました。
そのピンチはバチェラが助けることに。

助けて一段落できるかと思ったら今度は軍とVSSがレベル7を急襲です。透達は山奥のロッジまで逃げ込むことになります。

この先どうするか悩んだ末の結論が憐のリアルボディを探すことです。バチェラが8年前に憐を解放した時、軍の構造体にいました。リアルボディも同じような場所にあると推測して行動開始です。

隊長の力を借りて山奥の盆地に研究所に侵入です。バチェラにデータベースに案内されデータ閲覧によって漸く陰謀の全容が解明されます。その計画の名はブレインプロジェクト。
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生体素子の脳移植によって電子系能力を飛躍的に上げる実験です。
長官、社長、クーウォン、隊長と続々と関係者の名前が挙がります。

8~10年前から行われているが研究員の一人がデータを破壊し実験体を連れ出したため凍結状態です。

実験体は身寄りのない子供5人でそれぞれ違う内容の実験が行われました。実験体の脳内チップは特殊なコードで組まれています。

プロジェクト1 記憶力拡大、記憶操作、記憶消去  
実験体はリャンです。
実験は失敗、実験体1には記憶障害発生、チップの技術的欠陥及び度重なる記操作が原因と思われ、クーウォンと共に逃亡です。

プロジェクト2 脳の処理能力の向上
実験体はゲンハと木嶋宣子です。バチェラの本名って木嶋宣子だったんだ……地味な名前だ……。

実験は二名でゲンハは右脳(直感、感覚、運動神経等)の強化、木嶋宣子はは左脳(知性、記憶能力、計算能力)の強化です。実験は成功しますが情緒不安定になる傾向が出ることになります。

ゲンハはクーウォンと共に逃亡です。木嶋宣子は朝倉ひかるの名前で孤児院に預けられて逃亡します。更に追撃部隊と交戦して壊滅させました。

プロジェクト3 電子体生存能力強化
実験体は水坂憐です。
実験は長期間実体と切り離された状態としての活動可能で成功しました。

ただし実験体に致命的な障害が発生することが確認され障害克服ができないため凍結です。水坂信一とは義兄妹の関係です。恐らく水坂信一が透の本名でしょう。

プロジェクト4 精神改変および改変からの復旧能力
実験体は水坂信一です。
実験は精神改変については成功、復旧能力に関しては未確認です。クーウォンと共に逃亡です。

過去に起きた全容や憐と義兄妹であることを知ってスッキリしました。だが肝心の憐のリアルボディが何処にあるのか分かりません。再び振り出しに戻ることに……。

奥の一室、凍結されたリアルボディがあるとカプセルの中を開いてみると、案の定実験中に死亡したためスッカラカンです。

リバイアサンの正体は電子体の憐を表面的なものだとすると憐の深層意識でした。深層意識とはダイブ中は実体の脳に置いていくのが普通らしいです。実体がない憐の場合は真祖雨域がネットに具現化、憐そのものの制御を離れて個人的に大きくなってしまったようです。

自閉症のように自らの中に閉じこもってしまった憐もといリバイアサンを止めるためにダイブしますが結局リバイアサンにドレインされます。

ドレインした世界は深層意識の憐にとっての楽園でした。いい笑顔が見られます。
ネットのロジックでは電子体が死ぬと消滅しますがその痕跡はメモリーに残っています。

リバイアサンはそのメモリーを吸収しているため死人の集合体となっています。第一小隊の面々やあきら、優哉の姿もありました。いつもプロローグ飛ばしているから優哉が懐かしく感じます。

永遠END
バチェラから修正プログラムを貰って憐を刺そうとするとこのエンディングに行きます。
憐を刺すつもりで行動しますが結局刺すことができずにいました。

自分を刺そうとしていることを知った憐は透の意図を察して優哉のナイフで刺しました。血がドバドバ出てビビりました。そして憐は消滅しますが、社長がリバイアサンを乗っ取り戦います。
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クーウォンと隊長に出生について全体を通して詳しく話されます。

社長だけが洗脳思想に染まり、クーウォンとその同僚が餌食になりプロセスが不完全だったためにクーウォン以外脳死です。クーウォンは死んだはずの憐に会って洗脳から覚められたわけです。

逃亡して比較的症状のキツかったゲンハとリャンを手元におき、透とバチェラは施設へ預けます。隊長の同僚だった月菜パパに透を預け、残るバチェラを追ったらあの事件だったそうです。

笹桐の親父さんが頑なにネットへの干渉を避けたのはそういうことだったんですね。

それから数十年後……年老いた体で最期の時が近いと感じた透は最後の没入です。実体から警告がでるのもかまわず走り回って最後に心臓が止まります、

憐が迎えにきてその傍らには大人しくなったリバイアサン・・・みんなが元の姿のままで迎えてくれます。

こうして草原の狼と電子体幽霊の永遠の物語が始まった。これはこれで良い終わり方に見えて反応に困ります。

融合END
バチェラから修正プログラムを貰わずにリバイアサンを倒すとこのエンディングに行きます。憐を刺そうとすれば社長が乗っ取ったリバイアサンを戦うことになり、自分を刺せば憐のリバイアサンと戦うことになります。

憐のリバイアサンは強敵なので楽に勝ちたいなら社長リバイアサンにしておきましょう。

軍を除隊してロッジでひっそりと暮らす透に5人の娘が訪問です。昔の女ヒロイン達がズラっと並んでます。

憐が透の脳内チップと融合して透の中に沈んで行きます。憐に別れを告げ、透はリアルの人生へと歩み出す。

切ないノーマルエンドです。こういう味のあるエンディングが好きです。

憐END
バチェラから修正プログラムを貰って自分を刺すとこのエンディングに行きます。

憐リバイアサンは即死攻撃とワープが強いのでとっても苦戦して何度もリトライしました。サテライトレーザーや強力な近接武装がないのでリサーチミサイルでちまちま削る戦術を取らざるを得なかったです。
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リバイアサンと電子体憐は表裏一体の存在……リバイアサンを倒してしまえばまたこっち憐も消滅してします。切ないです。

リバイアサンの一件で軍とVSSが解体され上層部がほとんど入れ替わりです。その影響で八木澤小隊長が中隊長に、カイラが小隊長になり月菜、バチェラやリャンも交えて打ち上げです。

仮想の草原で始まった物語は仮想の草原で終りを告げ、俺は肉体を失った義理の妹を力一杯抱きしめた……良いグッドエンドでした。
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【評価・まとめ】
所々古臭さを感じさせるものの、シナリオがとても楽しかったです。
月菜とリャンの√では所属する組織が変わって見えてくるものがあってノベルゲーとしての良さがあると感じます。

1本道で所属する組織をコロコロ変えると主人公の魅力を損なうものとなってしまいますからね。

無関係と思われた人物やエピソードが過去の出来事に結びついた時がとても面白かったです。構成が良くできていると感じました。

クーウォンが透の過去に関係あるとは当初は思いませんでしたし、みのりの過去が洗脳チップと関わる事件に巻き込まれているとは思いませんでした。

バトルシステムは時代もあってか割と不便に感じます。まあ何だかんだ新しい武装を開拓していくのが楽しかったけれども、技開発のヒントが書いてないせいで近接武装が十分に揃えられませんでした。

殆ど遠距離で射撃しているチキン戦法を取る羽目になってしまいました。最低でもスカイと同じバトルの仕様だったら楽しめると感じました。

ラスボスは倒すのが大変でした。おかげで1時間近くリトライすることになってしまいました。せめてミニマップとブースターさえあれば……。

武装の育成がメンドイのとウインドウが小さいのでオマケ要素のバルド地獄やサバイバルモードをやる予定はないです。どうせバトルを楽しむならDiveXやハートEXEで遊びます。

シナリオを楽しみたい方にはオススメしたいです。戦闘が苦手な方はvery easyにして進めましょう。

それではまた。

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